マンボウの他に、マンボウの名を冠した魚がいることを知っていますか?

その名もアカマンボウと言いますが、マンボウと分類上の関連はありませんが、見た目が似ているためにこう呼ばれています。

そこで今回は、「マンボウ」と「アカマンボウ」をテーマにして話していきます。

マンボウ 魚 特徴

「マンボウ」と「アカマンボウ」の大きな特徴は何?

どちらの魚も同じようなところに住んでいますが、それぞれ変わった特徴があるのでしょうか?

それぞれの魚にしか見られない特異な点を紹介していきたいと思います。

マンボウにしか見られない3つの特徴は?

まず、多くの卵を産みますが、育てるようなことはしないところです。

マンボウのメスは、数回に分けて約3億個もの卵を産み落とします。

岩礁などに卵を産み付けるのではなく、1個ずつをばらけさせて出産した後は、何もケアを行いません。

次に、摂取カロリーが低いところです。

マンボウは体重の数1%~3%を食べれば生きていくことができます。

また、マンボウが1日に必要なカロリーは、体重1kgあたり3㎉~10㎉でいいそうです。

最後に、尾ビレと腹ビレが見られない点です。

その代わりとして、背びれと尻ビレの一部が変化した、舵ビレが存在しています。

泳ぐ際は、背びれと尻ビレを同じように動かすことで前に進み、方向は舵ビレで調節をしています。

スポンサードリンク

アカマンボウにしか見られない3つの特徴は?

1つ目は、体内にラジエーターに似たしくみを持っている点です。

アメリカ海洋大気局の調査によって、アカマンボウは全身を水温よりも高い状態に保つことができることが明らかにされました。

これは、特別な構造がエラの血管にあり、胸ビレの動きで温められた血液が、海水から酸素を吸収した血液を温めるしくみです。

2つ目は、胸ビレ筋が全体重に占める割合が約2割もあるところです。

見た目は鈍重そうに見えますが、その気になればマグロやカジキマグロと同等の速さで泳ぐことができるそうです。

3つ目は、見た目が鮮やかなところです。

体色のベースは銀色で、白い斑点が入っており、各ヒレの先端付近は鮮やかな赤色をしています。

まとめ

マンボウもアカマンボウも深い海の底で生きていくことができますが、それぞれ別の進化をたどってきたようです。

マンボウは少ないエネルギーで生きていけるようなしくみを備えていますし、アカマンボウは深海でも動けるようになっています。

同じようなところで生活していても、生き残っていくための戦略の組み立て方が異なるのだなと感じました。

スポンサードリンク