魚類界に大きな衝撃を与えるニュースが舞い込みました。

なんと魚類の中に、水温よりも高い温度を保ちながら生活をしている魚が存在していたのです。

その名はアカマンボウといいますが、今回はその生態について調べていきたいと思います。

恒温魚、アカマンボウの秘密を探ろう!そのしくみは?

恒温動物として理科の時間に習ったのは、哺乳類、鳥類のみがこれに分類されるということです。

その事実を覆すような出来事が、アメリカ海洋大気局の調査によって明らかにされました。

そこでどんなしくみで体温を一定に保っているのかなどについて紹介していきます。

そもそもアカマンボウって、どんな魚なの?

世界のいたるところの熱帯や温帯の海に広く生息し、外洋域の水深500mまでところで活動をしています。

マンボウという名は付いていますが、生物学的にはリュウグウノツカイに近い種類です。

全長2m、体重約300㎏にもなる大きな魚で、円い形をしており、薄っぺらな体つきをしています。

体色は銀を基調とし、白い斑点が見られ、口や目の周りは赤色です。

マンボウとは異なり尾ビレを有し、胸ビレは水平に長く発達しています。

食味がとてもよく、部位によってはマグロや牛肉に似た味がし、ハワイや沖縄県では人気の食材として有名です。

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どんなしくみで温度を一定に保っているの?

深い海の底でアカマンボウは、周りの水温よりも5℃高い温度を保っていることが明らかになりました。

胸ビレを動かすことで温められた血液が、海水から酸素を取り込む際に冷えた血液を温めるしくみが備わっています。

これを可能にしているのが、熱を交換する役割を果たしているエラの血管です。

同じようなしくみは、マグロやサメの体の一部にも確認されていますが、体全体に備えているのを発見したのは初めてのことです。

調査チームは、体温を保てることで深海でも素早い動きができ、獲物を取りやすく、生存に有利に働くと考えています。

まとめ

アカマンボウは熱帯や温帯に生息する魚で、マンボウとは大きさも種類もまったく異なります。

車のラジエーターと同じようなしくみをエラに備えており、これによって体温を一定に保つことができています。

これから先、もっと研究が進めば意外なところで利用できる発見につながるかもしれませんね。

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